皆さんこんにちは!おこげです。
前回からの続きになります、チャートにおける「ローソク足」について説明していきます。
チャートは時間ごとの為替相場の価格の動きをグラフで示したもの、と前回説明させていただきました。もちろんチャートは一秒ごとに価格が変動し続けています。そのため、チャートを1分単位などで確認しようとすると、ありえないぐらい細かい線での表示されてしまいます。このままではどんな人でも分析するのは難しいですよね。
そこで、その細かい値動きを見やすく表したものがローソク足です。
ローソク足は「時間軸」ごとに分けることができます
1分足のローソク足であれば言葉通り1分間毎の値動きがひとつのローソク足で表示されます。
他にも5分足、15分足、30分足、1時間足などのローソク足があり様々な面から簡単に値動きを確認することができます。

ローソク足は基本的に4つの情報から構成されます。
始値=このローソク足の最初の価格
終値=このローソク足の最後の価格
高値=このローソク足のなかで最も高い時の価格
安値=このローソク足のなかで最も安い時の価格
また、ローソク足は陽線、陰線と2つの種類に分けられます。
陽線は、ローソク足において始値よりも終値の価格が高いことを表します。
陰線は、逆に始値よりも終値の価格が低いことを表します。
ローソク足の長方形の部分を「実体」、実体についている上下の線を「上ヒゲ」「下ヒゲ」というのでこちらも覚えておきましょう。
先ほど紹介したローソク足の形が一番多く見られますが、
例えば、終値=高値の場合はこのような形になりますよね。

左上に書いてあるように、ローソク足は形によってそれぞれの名前があります。
有名なものについて少しだけ紹介していきますね。
上の画像のローソク足のことは丸坊主といいます。
※すべて陽線として説明していますので、陰線の場合は逆の形になります。
トンカチ

から傘

コマ足

ほかにもローソク足はさまざまな呼び方がありますが、正直名前を全部覚える必要はないと思います。笑
重要なのはローソク足を見たときにどういう動き方で価格変動したのか、頭で理解できるかどうか
になってくるので始値などの基本の4つの情報をしっかりと覚えましょう。
私たちの実際やってきての感想になりますが、チャートを見て取引を行っていれば自然と覚えると思いますので、最初のほうだけ意識するようにすれば問題ないと思います。
最後にローソク足の「ボリューム」について話していきます。ボリュームとは、そのローソク足1つにつき何回の取引が行われたのかを表しています。
実体が小さくても売りと買いがかなり拮抗しているとボリュームが多くなることもあり、実体が大きくても買いに対する売りの反発力が少なくボリュームが少ないこともあります。
ボリュームに関しては、重視して取引する人もいれば気にしないという人もいるので一応知識として取り入れていたほうがいいかもしれませんね。
今回の記事はここまでになります。
口うるさくなってしまいますが前回のチャート、今回のローソク足は取引をする上での「基本中の基本」になりますので必ず覚えましょう。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
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